きなはれあゆみ

1997年2月回復者クラブヨベル設立
当時の精神保健福祉法の大都市特例によ り北海道立精神保健福祉センターに所属していたメンバーが札幌市の支援対象となり、
同センターのデイケアより卒業を余儀なくされ、仲間同士の活動を継続するために、設立。
ヨベルの由来:旧約聖書の中にある 50 年に一度農奴解放の年のこと。ヨベルはその時 に吹かれる羊角笛のこと 精神障がいがある人が、
病気やそのほかのことから解放される、人を「呼べる」ということ でつけられた。
1997年10月作業所ヨベル開設
居場所として小さなアパートの一室に15名のメンバーと常盤野で開始。
自分たちのことは自分たちで決める、仲間づくりを大切に、居場所づくりをメインに、軽作業をしながら、毎日を過ごす。
地域に開かれた作業所をめざし、運営委員には、当事者、地域住民、家族、現在理事でもある元道立精神保健福祉センター職員などがおり、
様々な方に支えられながらの出発となる。当時の当事者運動の中心でもあったすみれ会、地域活動が盛んなべてるの家、などの活動を参考に、
当事者主体での運営をめざす。現ヨベル大家さんの伊藤さんが所有する築40年年近くたつ金湧荘を拠点に事業を開始する。
2003年6月白石まちづくりハウス開設参加 地域活動本格参画
自分たちがどう見られているのかではなく、自分たちが地域をどうみるか、地域にどう参加していくのか、をテーマに白石駅通商工会、
白石商店街、本郷通商店街の方たちと 共に活動していた時期。
2006年4月共同作業所ヨベルから地域活動支援センターヨベルへ
札幌市の機構が変更し、地域活動支援センターヨベルと名称を変更ヨベルが財政難となり、就労支援型として活動していくことを選択
2007年2月NPO法人きなはれ設立
廣田理事長就任。運営を理事会が行うこととなる。
きなはれの由来:関西弁できなはれ「おいで」、来る晴れ を意味している。多くの人に開かれた青空がくるように、人が寄ってこれるようにそのために法人として活動を出発するためにつけられた。
2008年11月就業・生活応援プラザとねっと開設
ヨベル就労支援型地活の就労支援活動の中で、当時細々と就労支援を行うが、関係 機関とうまく連携ができずに、苦労を重ねた。
利用者が所属する支援機関によって障が い者の就労支援が左右されることの現実を経験し、障がいがある方の就労支援の在り 方に疑問を感じ、
札幌市委託事業である就労相談支援事業をプロポーザルで受託。とねっと開所。
札幌の就労支援を変える、障がいがある方の就労支援 札幌スタイル を 実現するため、どの支援機関にいても一般就職への支援が受けられる仕組みづくりをす ることを目指して、活動を開始する。
とねっとの由来:札幌市 10 区のネットワークを作り、機能させる要となるという意味でつけた。
2012年4月白石障がい者就労センタースカイ設立
とねっとの活動の中で、当時、精神障がいの就労支援を行う移行支援事業所が少なく、 精神障がいがある方の就労をすすめるため、スカイを立ち上げることになる。
スカイの由来:社会(青空)へ巣立つ、飛び立つという意味で、メンバーに社会へ巣立っ て欲しいという願いを込めて命名した。
2012年6月コミュニティキッチンふぃーる開店
より就労に近い実践の場の提供、毎日仕事をする、地域とのかかわりを持つの3つの条件をクリアするため、ランチの店を開店する。
ふぃーるの由来:FEEL F:food E:education E:eco L:life の意味
2013年4月地域活動支援センターヨベルから就労継続支援B型事業所ヨベルに変更
2015年4月北海道サービス管理責任者・児童発達責任者養成研修実施事業所として 北海道より指定を受け、2016 年より本格始動
2017年4月ヨベル新事業所へ移転
2023年4月北海道相談支援従事者研修実施事業所として北海道より指定を受け実施